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「BELLDATA フォーラム 2024(東京・大阪)」レポート

BELLグループの事業会社であるベル・データは、20241119日(大阪・ANAクラウンプラザホテル)および28日(東京・明治記念館)に、第7回「BELLDATA フォーラム 2024」を開催しました。

本フォーラムでは、「IBM i に関わる人財育成」をテーマに掲げ、Z世代の技術者が直面する課題やニーズに焦点を当て、IT分野の未来を共に考える場として企画されました。大阪では約100名、東京では約120名の来場者がご参加し、講演会やパネルディスカッション、懇親会を通じて活発な意見交換が行われました。

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  • オープニング

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オープニングでは、2024年10月にベル・データ株式会社の代表取締役社長に新しく就任した上野が、新社長として皆さまに向けたご挨拶を行いました。また、BELLグループの第三創業期のセカンドステージにおいて、ベル・データの強みであるPower事業への原点回帰と、グループが掲げるパーパス「技術探険と共創で社会に安心を届ける」の実現に向けた方針についてもお話しました。

さらに、ベル・データが目指すPower市場のプラットフォーマーとして、「IBM i ならベルに任せておけば安心だ」とお客様に感じていただけるよう、Power事業への取り組みとお客様への強いコミットメントを改めて表明しました。そして、国内IBM Power業界で初となる新サービス「生成AI連携サービス for i」もご紹介しました。

  • 特別ゲストによる講演

講演者.png特別ゲストとして、女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子氏(左)をお迎えし、「人財育成目標とチーム作り」についてご講演いただきました。宇津木氏は、個性や長所を把握することで一人ひとりが輝ける場所を見つけ出すことの重要性をはじめ、最強のチームを作る秘訣や人財育成に関する経験談を語ってくださいました。

また、日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部長の四元菜つみ氏(右)からは、「IBMにおける人材育成の取り組み」について、AIを活用した独自の人事評価や育成アプローチなど、非常に興味深く貴重なお話をいただきました。

  • IBM i の若手技術者によるパネルディスカッション

午後のセッションでは、IBM i に携わるお客様、メーカー、ベンダーのZ世代担当者が集まり、IBM i のスキルや資産継承についてディスカッションを行いました。各企業における取り組みや工夫が共有され、Z世代の視点から見たIBM i の魅力や課題についても率直な意見交換が行われました。

特に、将来のキャリア形成や新技術との融合については関心が高く、参加者は現場での経験や今後への期待を熱心に議論しました。最後には、IBM i の未来に対する期待や要望が語られ、若手世代が技術継承への意欲や可能性を共有する貴重な機会となりました。

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  • 懇親会の盛況

セッション後の懇親会は、東京・大阪ともに約7割の参加率を誇り、豪華な料理が並ぶ中で大いに盛り上がりました。来場者同士の名刺交換、旧友との再会、ベル・データ社員・役員との歓談、自社課題の相談など、それぞれが積極的に交流し、中締めまで賑わいが続きました。

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  • IBM iの課題とベル・データの取り組み

IBM iは長年の進化を経て広く利用されていますが、技術や知識の属人化やドキュメント類の散逸による「ブラックボックス化」といった課題も指摘されています。また、ベテラン技術者の高齢化や引退、一部ベンダーの市場撤退により、後継者育成が困難な状況が続いています。

こうした課題に対応するため、ベル・データは次世代ソリューション「PowerクラウドNEXT」と、国内IBM Power業界初の「生成AI連携サービス for i」を提供開始しました。これにより、技術継承や人材不足の解決を強力にサポートします。今後もベル・データは、IBM iユーザーのビジネス継続を支援する環境を構築し、共に成長し続けることを目指してまいります。

  • 最後に

本フォーラムにご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。


ベル・データ株式会社公式サイト:https://www.belldata.com/
IBM i技術情報サイト「e-BELLNET.com」:https://www.e-bellnet.com/

  • PowerクラウドNEXT:

サービスの詳細はこちらをご確認ください。
PRTIMESにてリリースされましたプレスリリースはこちらよりご覧ください。
  • 生成AI連携サービス for i

サービスの詳細については生成AI 連携サービス for i.pdfをご確認ください。
PRTIMESにてリリースされましたプレスリリースはこちらよりご覧ください。