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かおるん防災ブログ ~その11:新しい習慣~

2020年 08月 03日
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先日、バーチで早朝に大きな地震がありました。
5弱ですが、体感的にはかなり大きかったです。
東日本大震災以来、久しぶりに危険を感じて、避難路を確保しました。
といっても、雨戸を開けただけです。

東日本大震災以降、新しく習慣になったことがいくつかあります。

「車のガソリンは常にほぼ満タンにする」
「避難リュックをベッドの近くに置く」
「車のキーを常に身近に置く」
「いける時にトイレに行く」

「車のガソリンは常にほぼ満タンにする」
バーチの田舎で海の近くなので、歩いて避難は不可能です。
津波の心配もあるので、危険を感じたらすぐに車に乗り込んで海抜の高い方へ移動できるようにしています。
以前はガソリンを入れにいくのが面倒で、半分以下になっても入れずにまとめて入れていました。
しかし、震災の後にガソリンの供給が断たれました。給油が出来なくなったのです。車が使えないと避難も生活も出来ません。
そのため、いまでは面倒でもこまめに給油に行き、常に満タン近くにしています。

「避難リュックをベッドの近くに置く」
車に避難グッズを積んでいたこともありますが、この時期の車はすぐにサウナ状態になります。
いくら長期保存可能な備蓄食でも積んでおきたくはないので、最低限の備蓄食と持ち出し品が入ったリュックはベッドの近くに置いてあります。
車内温度があがらない冬場だけ、車にも災害時用のドッグフードを積んでいます。

「車のキーを常に身近に置く」
いつでも避難できるようにです。
犬の散歩の時も車のキーを持ち歩き、揺れを感じたらすぐに家に戻って車にそのまま乗り込めるようにしています。

「いける時にトイレに行く」
震災時には家のトイレが使えなくなりました。
電化製品は停電になると使えませんが、うちのトイレには手動切り替えがなかったのです。 バケツの水で流すことはできますが、完全には流れません。
しかも、流す水が一度に8リットルから10リットルもいるのです。
断水したらアウトです。
昔ながらのレバー式のトイレを恋しく思いながら、被災時はトイレを出来るだけ控えていました。
もちろん、体によくありません。
トイレが遠い方でしたが、それからはこまめにトイレにに行くようになりました。

書き出していくと、「こまめな行動」がキーワードのようです。
ズボラ人間には辛いですが、何事もため込まず、こまめこまめに行動していこうと思います。

みなさんの防災習慣はなんでしょう?
何もなかったら、まずは一つ始めてみませんか。

かおるん 著