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かおるん防災ブログ ~その8:All or nothing~

2020年 06月 22日
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あなたのお家は、清潔ですか。
無菌状態ですか。

「清潔ですか」にはYseでも、「無菌状態」にはNoだと思います。
しかし、現在は新型コロナウィルスの流行で、菌とウィルスに対する意識はほとんどの方が以前よりもかなり高まっています。

清潔に暮らすこと、疫病を予防することはとても大切です。
特に、解明されていないウィルスは予防するしかありません。

その一方で違和感も感じます。
どんなに対応しても菌やウィルス、汚れをゼロにすることは出来ません。
たとえば、ベッドや布団にダニは絶対いるし、ゼロにはできません。
ダニの総数や程度の問題だと思います。

子供のころから、菌や汚れと共存することで耐性が出来るという考え方もあります。
これは、コロナウィルスを積極的に取り込めとか、子供にダニの多い布団を推奨するとか言う話ではありません。
何事もバランスだと思うのです。
一定の衛生管理は必要ですし、ウィルスの正体がわからない現時点では一定度以上のものが必要でしょう。でも、今は全部をやろうとして精神的に疲れている「ALL」な人が多いと思います。

近い将来にワクチンが開発されたら?
そのあとは、ウィルスとの共存の世界が待っています。
なにしろ、ウィルスをゼロにすることはできないのですから。

ペットと暮らす、その辺のクワの実やら椎の実をた食べながら下校する、掃除機は毎日でなくてもOKなどなど、、、手を抜いたり、ゆったり過ごすことで気持ちが軽くなるというバランスも大切だと思います。

押えるとこは押さえて、緩めるところもあってもいいかなというお話でした。

ちなみに私のミルフィーユ県の自宅は菌だらけです。
一時、大型犬が4匹いたときは大きな犬小屋に人間が住まわせてもらっている状態でした。
犬が外の土や草、虫(ダニ、毛虫)、花粉などもろもろを家に持ち込んで、そのうえ毛が大量に抜けるので、掃除は追いつかず、途中であきらめました。
埃は溜まって塊になったら手で取る! 埃が「まっくろくろすけ」になるまで待って、手で取るという非常に合理的な手法です。

けして参考にはしないでください。うちはAll or Nothingの「Nothing」なのです。

かおるん 著